はじめに:
フリマアプリやネットショップで「薄い荷物」を送るとき、発送方法に迷っていませんか?今回は、どちらもA4サイズ・厚さ3cm以内の荷物に対応している「レターパックライト」と、ヤマト運輸の新サービス「こねこ便420」を徹底比較します。
この記事を読めば、あなたの荷物に最適な方法がきっと見つかります。
1. レターパックライトとこねこ便420の基本情報
| 項目 | レターパックライト | こねこ便420 |
| 運営会社 | 日本郵便 | ヤマト運輸 |
| 料金 | 430円(専用資材代込み) | 420円(専用資材代込み) |
| サイズ | A4ファイルサイズ、厚さ3cmまで | A4ファイルサイズ、厚さ3cm以内 |
| 重さ | 4kgまで | 制限なし |
| 追跡 | あり | あり |
| 補償 | なし | あり(3,000円まで) |
| 発送方法 | 郵便窓口、ポスト投函 | ヤマト運輸営業所、集荷 |
| 受取方法 | 郵便受け投函 | 郵便受け投函 |
| 信書 | 送付可 | 送付不可 |
信書って何?
**信書とは「特定の受取人に対し、差出人の意思を伝えるために作成された文書」のことです。**具体的には、手紙や請求書、契約書、証明書などがこれにあたります。
郵便法により、信書を送ることができるのは日本郵便(郵便局)のみと定められているため、ヤマト運輸のサービスである「こねこ便420」では信書を送ることはできません。
信書に当たらない紙類とは?信書に当たらない紙類とは、あくまで客観的な事実や情報のみを記載した文書のことです。
例えば、書籍や雑誌、新聞は信書ではありません。カレンダーやパンフレット、設計図、カタログも信書には該当しません。
フリマアプリで発送する場合、商品に添える「一言メッセージ」や「サンキューカード」も、内容が簡潔であれば基本的に問題ありません。
2. レターパックライトのメリット・デメリット
メリット
- 発送がとにかく手軽: ポスト投函でいつでも発送できるのが最大の魅力です。郵便局の営業時間やヤマト運輸の営業所に縛られず、自分の好きなタイミングで発送できます。
- 信書を送れる: 請求書や手紙など、信書を唯一送れるのがレターパックです。ビジネスや個人的なやり取りにも利用できます。
デメリット
- 補償がない: 追跡はできますが、万が一の紛失や破損に対する補償がありません。高価なものや、絶対に届けたい大切なものを送るには不向きです。
- 重さ制限がある: 4kgまでという重さ制限があります。A4サイズに収まる重い本や書類などを送る際は、重さに注意が必要です。
3. こねこ便420のメリット・デメリット
メリット
- 信書を送れない: 手紙や書類などの信書は送ることができません。
- 発送方法が限られる: コンビニやポストからの発送はできず、ヤマトの営業所へ持ち込むか、集荷を依頼する必要があります。
4. 結論:こんな人にはこっちがおすすめ!
どちらのサービスも一長一短あります。自分の荷物や、重視するポイントに合わせて選んでみましょう。
- レターパックライトがおすすめな人
- ポストから手軽に発送したい人。
- **信書(手紙、書類など)**を送りたい人。
- こねこ便420がおすすめな人
- わずかでも料金を安くしたい人。
- 重い荷物を送りたい人。
- 3,000円までの補償をつけたい人。
- 荷物を持ち運ぶ手間なく、自宅から集荷を依頼したい人。
まとめ
- 手軽さと信書の可否を求めるなら【レターパックライト】
- 安さ、重さ制限なし、補償、集荷の便利さを求めるなら【こねこ便420】
どちらのサービスも、A4サイズ・厚さ3cm以内の薄い荷物を送るのに非常に便利です。それぞれの特徴を理解して、賢く使い分けてみてください。


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