「納戸があるのに、なぜか家が片付かない…」「納戸が物置になってしまって、奥の物が取り出せない!」
こんなお悩み、ありませんか? 納戸は便利な収納スペースのはずなのに、いつの間にか開かずの間になってしまっているご家庭は少なくありません。
実は、納戸が散らかるのには理由があります。そして、その理由を理解し、ちょっとしたコツを知るだけで、納戸は見違えるほど使いやすく、そして家全体の収納力を底上げする優秀なスペースに生まれ変わるんです!
この記事では、そんな納戸のお悩みを解決し、デッドスペースを最大限に活かす収納術をご紹介します。
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納戸が散らかるのはなぜ?
まずは、納戸が散らかる主な原因を探ってみましょう。
- 「とりあえず」の置き場になっている: 普段使わないもの、一時的に置いておきたいものを、深く考えずに納戸に放り込んでいませんか? これが散らかる一番の原因です。
- モノの定位置が決まっていない: どこに何を置くかルールがないと、使った後も適当な場所に置かれ、やがてカオス状態に。
- 奥行きを活かせていない: 納戸は奥行きがあることが多いですが、手前にばかり物を置いてしまい、奥がデッドスペースになりがちです。
- 収納グッズを使いこなせていない: 収納グッズを使っているつもりでも、納戸の形状や収納するモノに合っていないと、かえって使いにくくなることも。
- 定期的な見直しをしていない: 一度収納しても、使わないものが増えたり、ライフスタイルが変わったりすると、収納方法も見直す必要があります。
納戸をきれいにするステップ
それでは、具体的に納戸をきれいにするステップを見ていきましょう。
ステップ1:全部出す!そして「いる・いらない」を徹底的に仕分け
これは一番大変な作業ですが、最も重要なステップです。納戸の中のものを全て外に出しましょう。そして、一つひとつ手に取り、以下の基準で仕分けます。
- いるもの: 今後も使うもの。
- いらないもの: 壊れているもの、何年も使っていないもの、今後も使う予定のないもの。
- 迷うもの: すぐには判断できないけれど、もう少し考えたいもの。
ポイント:
- 「いつか使うかも」は、ほとんどの場合「使わない」ことが多いです。1年以上使っていないものは、思い切って手放すことを検討しましょう。
- 思い出の品など、捨てにくいものは、一時的に「迷うもの」として別の箱にまとめておきましょう。後でじっくり見直す時間を設けてください。
- 捨てるもの、リサイクルに出すもの、誰かに譲るものなど、仕分けと同時に処分方法も決めておくとスムーズです。
ステップ2:掃除&計測!清潔で最適な空間に
物が全てなくなったら、納戸の中をきれいに掃除しましょう。ホコリを取り除き、必要であれば拭き掃除も行います。次に、納戸のサイズを正確に測りましょう。 特に、幅、奥行き、高さをしっかりとメモしておくと、この後の収納計画に役立ちます。棚の高さが変えられる場合は、その可動範囲も確認しておきましょう。
ステップ3:ゾーニング!何をどこに置くか決める
「いるもの」だけになったら、次に**何をどこに収納するか、おおまかなエリア分け(ゾーニング)**を考えます。
- 使用頻度が高いもの: 手前や取り出しやすい場所に。
- 使用頻度が低いもの(季節物など): 奥や高い場所に。
- 重いもの: 下の方に。
- 軽いもの、頻繁に出し入れしないもの: 上の方に。
例えば、以下のようなゾーニングが考えられます。
- 下段: 飲料のストック、防災用品、工具箱など重いもの。
- 中段: 使用頻度の高い日用品ストック、掃除道具、趣味の道具など。
- 上段: 季節家電(扇風機、ヒーターなど)、イベント用品、思い出の品など。
ステップ4:最適な収納グッズを選ぶ!「詰め込む」から「収める」へ
ゾーニングが決まったら、いよいよ収納グッズを選びます。ここで重要なのは、**「モノを詰め込むため」ではなく、「モノを定位置に収めるため」**に選ぶということです。
【PR】納戸で役立つ収納グッズの例:
● 奥行きのある引き出しケース: 奥のものが取り出しやすくなります。キャスター付きだとさらに便利です。
● ファイルボックス: 書類だけでなく、レトルト食品や洗剤などのストック整理にも使えます。縦の空間を有効活用できます。
● 突っ張り棒や突っ張り棚: デッドスペースになりがちな上部空間や、壁面の有効活用に。
● ワイヤーネット&フック: 壁面に吊るす収納を作ることで、空間を立体的に使えます。
● キャスター付きワゴン: 移動が楽なので、掃除用品や趣味の道具など、まとめて使うものを収納するのに便利です。
● L字ラックやコの字ラック: 棚板の上下の空間を有効活用できます。
● 透明な収納ケース: 中身が見えるので、何が入っているか一目瞭然。
選ぶ際のポイント:
- サイズを確認: ステップ2で測った納戸のサイズに合わせて、ぴったりのものを選びましょう。
- 統一感を出す: 同じシリーズの収納グッズで揃えると、見た目もすっきりします。
- 取り出しやすさ: 使う頻度や重さに合わせて、取り出しやすい形状を選びましょう。
ステップ5:ラベリング!どこに何があるか一目瞭然に
収納したら、必ずラベリングをしましょう。 これがあるかないかで、使いやすさが格段に変わります。
- 中身が見えない収納ケースには、必ずラベルを貼る。
- 家族みんながわかるように、具体的な内容を書く。
- テプラやマスキングテープなど、剥がしやすいものでOK。
納戸をきれいに保つための秘訣
一度きれいにしても、そのままではまた散らかってしまう可能性があります。きれいな納戸をキープするための秘訣をいくつかご紹介します。
- 「使ったら戻す」を徹底する: これが基本中の基本です。出しっぱなしにせず、定位置に戻す習慣をつけましょう。
- 定期的に見直す: 半年に一度や季節の変わり目など、定期的に納戸の中身を見直す日を設けましょう。不要なものがないか、収納方法に不便がないか確認します。
- 「1つ入れたら1つ出す」ルール: 新しいものを購入したら、同じ種類の古いものや不要なものを1つ手放す、というルールを設けるのも効果的です。
- 家族みんなで共有する: 納戸のルールや定位置を家族全員で共有し、協力してもらいましょう。
まとめ
納戸は、家の中の様々な「とりあえず」を解消してくれる、非常に頼りになるスペースです。
「全部出す」という大変な作業から始まりますが、その後のきれいになった納戸は、きっとあなたの暮らしをより快適にしてくれるはずです。
ぜひこの記事を参考に、あなたの納戸を劇的に使いやすい空間に変身させてみてください! 快適な収納空間で、日々の暮らしをもっと豊かにしましょう。
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