読み終わった本、どうしてる？賢く・お得に手放すための完全ガイド

「本棚がもういっぱい！」

「古い雑誌が部屋の隅に山積みになっている…」

そう思っていても、いざ処分しようとすると、どう手放せばいいか迷いますよね。ただ燃えるゴミとして捨てるのはもったいないし、かといって売るのも面倒そう。

今回は、そんな本と雑誌を「捨てる」以外の選択肢も踏まえ、賢く・お得に手放すための完全ガイドをお届けします。

1. なぜ本と雑誌は「燃えるゴミ」じゃないの？

本や雑誌は、「紙」という立派な資源です。正しい方法で分別すれば、トイレットペーパーや段ボールなどに生まれ変わります。燃えるゴミとして出してしまうと、これらの貴重な資源が失われるだけでなく、焼却時の二酸化炭素排出にもつながります。

また、本は製本のために使われている糊やホチキス、糸なども、リサイクル工場で適切に処理されます。正しく分別することが、地球にも、そしてゴミ収集作業員の方にも優しい行動につながります。

ただ捨てるだけではもったいない！本や雑誌の状態や種類によって、最適な手放し方は変わります。

「本は売れる」と知っていても、重い本を店舗まで持ち運ぶのは大変ですよね。実は、自宅にいながら簡単に、しかも想像以上の値段で売れる方法があるんです。

手間いらず！宅配買取サービス：これが最もおすすめです。インターネットで申し込み、自宅に届いた無料の段ボールに本を詰めて送るだけ。送料も無料で、査定から入金まですべてオンラインで完結します。大量の本を一度に整理したいときや、忙しくて時間がない人にぴったりです。大手サービスなら、古本だけでなくCDやゲーム、DVDなどもまとめて買い取ってくれるので、一気に部屋が片付きます。
専門書や希少本は出張買取：文学全集、専門書、人気シリーズの漫画など、大量に、または価値のある本を持っている場合は、出張買取が便利です。自宅に専門の査定員が来てくれるので、本を運ぶ手間は一切かかりません。その場で現金を受け取れるのも魅力です。
趣味で楽しむ！フリマアプリ: 売れるまでに時間はかかりますが、自分で価格を決められるのが最大のメリット。専門書や人気の漫画セット、プレミアのついた雑誌などは、思いがけない高値で売れることも。写真を撮ったり、出品する手間も「本の価値を再発見する」という楽しい時間に変わるかもしれません。

お金にならなくても、誰かに読んでもらいたい。そんな場合は、社会貢献につながる寄付という選択肢があります。

地域の図書館: 多くの図書館では、寄贈を受け付けています。ただし、状態が悪かったり、古い雑誌などは受け付けていないこともあるので、事前に電話で確認しましょう。
NPO団体: 読み終えた本を開発途上国に送る活動や、地域の子ども食堂などに寄付する活動を行っている団体があります。活動内容に賛同できる場合は、ぜひ寄付を検討してみましょう。
知人や友人: 読み終えた本は、SNSやメッセージアプリを使って「欲しい人いませんか？」と呼びかけてみるのも良い方法です。

買取や寄付が難しい本は、適切にリサイクルしましょう。

紐でしっかり縛る: 本や雑誌をまとめる際は、必ず紙製の紐で十字に縛ります。ビニール紐やガムテープを使うと、リサイクル工場での作業の妨げになります。
雨の日は避ける: 雨に濡れてしまうと、リサイクルできなくなってしまいます。晴れた日に出すのが鉄則です。どうしても雨の日に出したい場合は、自治体が推奨する方法（中身が見えるビニール袋に入れるなど）を確認しましょう。
古紙に出せないものを分別: 本や雑誌に挟まっているレシートや写真、ビニール製の付録などは取り除いて、燃えるゴミとして処分します。

マットレスや布団は、サイズが大きい分、正しい方法で処分することが大切です。無理に捨てようとせず、まずは自治体のルールを確認するか、買い替え時の引き取りサービスを利用しましょう。家の中で大きなスペースを占めている寝具を処分して、気持ちの良い「捨て活」を完了させましょう。