はじめに:2025年の振り返りと「格差」の現実
2025年は、物価高騰が家計を直撃した1年でした。
厚生労働省の統計によると、実質賃金は物価の上昇に追いついていない状況が続いています。
一方で、日経平均株価が過去最高値を更新するなど、「資産を持っている人」と「持っていない人」の格差がかつてないほど広がった年でもありました。
この格差を埋める唯一の方法は、来年を「ただ過ごす」のではなく、明確な「数字」を持って戦略的に動くことです。
2. 数字で見る「家計の現在地」:平均に惑わされない
金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査(2024年)」によると、驚くべき数字が出ています。
- 二人以上世帯の金融資産保有額(中央値): 約470万円
- 資産ゼロ(貯蓄なし)世帯: 約20〜25%
平均値(1,000万円超)は一部の富裕層が引き上げているため、私たちが意識すべきは「中央値(470万円)」です。
さらに衝撃的なのは、4世帯に1世帯が貯金ゼロという現実です。
2026年、まず私たちが目指すべきは、この「不安な25%」から確実に脱出し、中央値を突破することです。
2026年に守るべき「最強の3ステップ」
来年の家計を成功させるために、以下の「数字」を意識して設計してください。
① 【最優先】「生活防衛資金」という絶対的な盾を完成させる
i投資の前に、まずは「生活防衛資金」です。
- 目標の数字: 生活費の6ヶ月分〜1年分。
- なぜ必要か: 統計によれば、急な病気や失業、災害時の備えがないことで、高金利な借金(リボ払い等)に頼らざるを得なくなる世帯が後を絶ちません。この「盾」があるからこそ、暴落時にも新NISAを売らずに済む「心の余裕」が生まれます。
② 「20%」の先取り投資(攻め)
生活防衛資金の目処が立ったら、手取り収入の**20%**を新NISAに回しましょう。
- 統計の力: 毎月5万円を年利5%で30年運用すると、元本1,800万円に対し、最終的な資産は約4,100万円になります。この「2,300万円の差(複利)」を味方につけられるかどうかが、20年後のあなたを決めます。
③ 「10%」の固定費削減(守り)
これまで解説してきた「スマホ」「保険」「車」の見直しで、全支出の**10%**カットを目指しましょう。
- 具体策: まだの方は、今すぐ格安SIMへの乗り換えを。これだけで浮いた数千円を、そのまま生活防衛資金の積立に充てるだけで、貯まるスピードが劇的に加速します。
2026年のスタートを加速させるツール
新年のスタートダッシュには、**「正しい現状把握」**が不可欠です。
💡 【2026年必須ツール】資産の羅針盤「マネーフォワード ME」
2026年こそ「なんとなく」の家計管理を卒業しましょう。
銀行口座から証券口座、ポイントまでを一括管理できる**「マネーフォワード ME」**は、あなたの「生活防衛資金」が今いくらあり、あといくらで「安心ライン」に到達するのかをリアルタイムで可視化します。
おわりに:2026年、あなたは「自由」への切符を掴む
2025年、この記事を最後まで読んでくださったあなたは、すでに「資産を築くための知識」という最強の武器を手にしています。
統計データは残酷ですが、それは「何もしない人」にとっての現実です。
生活防衛資金で守りを固め、新NISAで攻める。
この両輪を回すあなたにとって、2026年は「資産が勝手に増え始める元年」になります。
1月1日から、新しい家計簿をつけ、新しい照明の下で、新しい未来を描きましょう。
本年もありがとうございました。
素晴らしい新年をお迎えください!


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